悪戦苦闘ぶりが毎月レポートされ、完成が危惧された「アオーク」はなんとか’84年夏に開催された特撮大会のオープニングでの上映にこぎつけることができました。
「ブリッコ」内でも盛り上がりはピークに達し、11月号では巻頭カラーでのレポート、座談会の他、表紙も飾ることになります。
’84年6月号以前の記事はこちら
・ 漫画ブリッコ84年7月号 (P89-P91)
-P89- -P90- -P91-
・ 漫画ブリッコ84年8月号 (P171-P174)
-P171- -P172-
-P173- -P174-
・ 漫画ブリッコ84年9月号 (P163-P166)
-P163- -P164-
-P165- -P166-
・ 漫画ブリッコ84年10月号 (P217-P219)
-P217- -P218- -P219-
・ 漫画ブリッコ84年11月号 (P7-P10)
-P7- -P8-
-P9- -P10-
-(座談会記事より一部抜粋)-
(A:大塚英志、B:森野うさぎ、C:あさりよしとお、D:I.N.U、E:くあTERO、F:来留間明)
A:誰がやろうと言い出したんですか?アオーク。
B:
くあさんでしょ。
C:昨年の暮れの何かの飲み会で…。
B:違う、もっと早い。
A:私が聞いたのは跡見の学園祭の帰りに話したでしょ。
B:それより前。夏だもん。一番最初話したのは電話でした。
A:くあさんが言ったの?
B:くあさんが「特撮大会あるんだけど」っていう話からはじまって、僕んとこ電話かけてきて、
「特撮大会あるんだよ」「えっ特撮大会!!」そうすると、SF大会みたいなものかなと思って…。(笑)
D:SF大会みたいなもの、大変なイベントだと思っちゃった。(笑)
B:てっきり、俺もそうだと思ったの。(笑)
C:一回目二回目はそうだった。
B:東京でもやるんだそういうの、で、行ってみようかと思って…。全然知らなかったの俺は。
C:一回二回は話に聞いてたし、「宇宙船」読んでたし、暗いから。
E:この赤いの食べちゃっていい?(お菓子に手を出す)
B:「えっ、じゃあ、オープニングアニメなんか、ひょっとしたらあるのかなあ~」って聞いたら
「そんなもんない」って。で、くあさんが「うちらでアオーク作っちゃえばいいじゃん。」
その一言からはじまったの。
A:いい加減。
B:たった一言「いいじゃん」
F:地獄を招いた一言。
・ 漫画ブリッコ84年12月号 (P196-P202)
-P196- -P197- -P198-
-P199- -P200-
-P201- -P202-