白倉由美ファンにとって、最大の関門がこの「学園少女/砂緒」でしょう。
「白倉由美サードアルバム[イラストバージョン]」と銘打ち、LPジャケットサイズという変則的な版型で丁寧に作られたこの画集は、その凝った装丁とちょっと高めの価格(¥1,500)のためか当時から流通数量が少なく、現在では非常に入手しづらいものとなっています。
内容は、8人の少女を描いたイラストが10枚、川西蘭氏の短編「海岸通りホテルの午後」が収録された単色刷りの(レコードでいうところの「ライナーノーツ」的な)冊子、ポスター1枚、というものです。
ここでは自分が所持しているものから一部を縮小して掲載します。これ以外の情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひコメント欄、あるいは掲示板までよろしくお願いいたします。
また、復刊.comではこの「学園少女/砂緒」復刊のためのリクエスト署名を募集しています。
是非ご協力をお願いいたします。 →こちらからどうぞ!
白倉由美「学園少女/砂緒」:1985年12月10日発行
こちらが表紙です。帯をはずした状態。
ジャケット(表紙・裏表紙)にはパール紙を使用、文字部分はレインボーのホットスタンプ(箔押し)が施されていて非常に手の込んだ繊細なつくりになっています。
(中央下部の縦すじは、私の所有物についてしまった折れ目です・・・。)
裏表紙はこんなかんじ。
(上部・文章)
YUMI SHIRAKURA with RAN KAWANISHI
a girl living in the strawberry-field
(下部・文章)
There was never a King like Solomon
Not since the world began
Yet Solomon talked a butterfly
As a man would talk to man
Rudyard Kipling
ポスターが付いています
中のイラストについては、こちらをご覧ください。