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竹熊健太郎氏のブログ「たけくまメモ」で


竹熊健太郎氏のブログ「たけくまメモ」で漫画ブリッコの世界「中森明夫『おたくの研究』をめぐって」というエントリが投稿されています。

その1:http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2005/03/post_10.html
その2:http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2005/03/post_11.html

たけくまメモ
http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/

当サイト内『おたく』の研究も引用していただいてます。

上記エントリを読んでわかるのは、「おたく」第一世代にあっても、「おたく」という語の発祥や反応の仕方は一様ではなかった、ようですね。
これまで「おたく」という言葉については、マスコミのネガティブ・キャンペーンとそれに対する市民権回復運動という形での、「おたく」という単語の語義やもたらした影響の考証が主だったものでしたが、今回のように「おたく」という単語を発生した原風景に照らし合わせた文はあまり無かったように思います。とても興味深い記事です。

追記:上記エントリのコメント欄がすごいことになっています。
「おたく」をめぐる原初状況についての討論に加え、「漫画ブリッコ」のもう一人の編集主幹である「おぐわた氏」=緒方源次郎=小形克宏氏による当時の「ブリッコ」の舞台裏など、これまで語られてこなかった「当事者」たちによる検証が一気に噴き出しています。大変に重要な資料になっています。
「ブログ」というメディア形式によって、ついにここまで情報が表にあらわれたということも特筆事項だと思います。

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